検査の種類

当院では『PCR検査（NEAR法）』、『PCR検査（リアルタイムPCR法）』、『抗原検査』、による3種の新型コロナウイルス感染症検査を行なっております。

国際線ご登場に際し、他国に入国の為に新型コロナウィルス検査の陰性証明書が必要な方は、搭乗予定のエアライン・航空会社もしくは各国大使館に経由国及び最終入国先で必要となる新型コロナウィルス検査の検査方法をご確認の上、当院へ検査予約お問合せ下さい。
どうしても検査方法が分からない方については、各国で要求される確率の高いRT-PCR法（リアルタイムPCR法）で検査させて頂きますのでご了承下さい。
ご希望の方は当院へお電話・ご予約下さい。

新型コロナウィルス感染検査のお問合せ
092-663-5234

核酸検出検査(いわゆる広義の PCR 検査)
(狭義のPCR法、NEAR法、LAMP法)

新型コロナウイルスに特異的な RNA遺伝子配列を増幅し、これを検出する検査法。 有症状者・無症状者ともに検査可能

<当院で可能な検査>
① NEAR法(等温核酸増幅法)
従来のPCR法では3時間~3日間と検査時間が長くて結果が出るのが遅いという現場の声を反映して開発された最新の方法で、陽性の場合最短5分、陰性の場合13分で結果が判明する。(アボット社の最新鋭機「ID NOW」を使用)現在の標準的検査法であるリアルタイムPCR法(RT-PCR法)と同等の精度(感度、特異度)とされ、2020年10月に厚生労働省から正式に核酸遺伝子増幅検出検査として認可されました。
※NEAR法では鼻咽頭ぬぐい液による検査(検体採取)のみで、唾液による検査はできません。

② RT-PCR法(リアルタイムPCR法)
現在の標準的検査とされています。 従来の PCR 法を改良して、検査時間を約1時間に短縮しています(ミズホ・メディー 社の最新鋭機「スマート・ジーン(Smart・Gene)」を使用)
※感度は少し下がりますが、唾液による検査も可能です

抗原検査(定性法、定量法)

有症状者のみが対象です。発症1日目の感度は低いため、発症2日目からの検査に適しているとされています。判定までの時間が最も短くスピーディーです。

<当院で可能な検査>
③抗原検査(定性法)
陽性の場合 最短20秒、陰性の場合5分で結果が判明します(アルフレッサ・ファ 一マ社の新型コロナウイルス抗原検査キットを使用)
※鼻咽頭ぬぐい液による検?(検体採取)のみで唾液による検査はできません。

抗体検査(IgG、IgM)

PCR検査と抗原検査がウイルスそのものを検出する検査なのに対して、抗体検査はウイルスの体内で作られた抗体を検出する検査です。採血で行う検査です。

抗体検査はその人が過去に感染した痕跡を探したり、新型コロナウイルスに対する免疫を有するかどうかを確認する検査です。※今感染しているかどうかを調べる検査ではありません。

新型コロナウイルスに感染して発症9日後くらいから抗体(IgG、IgM)が上がり始め、2週間半でピークに達します。

IgM抗体陽性は、過去2~4週間以内の感染を示します。
IgG抗体陽性は、過去の感染を示します。
また、終生免疫を獲得している可能性があります。

※抗体検査は、健康保険適用ではないので全て自費検査となります。